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建物で使用する電力が増えたときなど、これまでのキュービクルだけで対応できなくなったときには増設工事が必要になります。
そこには下地の工事から本体工事、そして実際の送電まで、様々な工程があります。
そこで本記事では、キュービクル増設の流れについて解説します。
増設を検討していて、どのような工事をするのが知りたいという方はぜひ、参考にしてみてください。
目次
・キュービクル増設工事の流れ
・下地の工事
・本体の設置
・ケーブルの繋ぎ込み
・耐圧試験
・送電復旧
・増設工事に必要なのは1日から1週間程度
キュービクルを増設する際の工事の流れについて解説します。
はじめにキュービクルを設置する下地の工事を行います。
本体を乗せるコンクリートの土台やH鋼の設置などを行い、設置場所を確保します。
続いて、増設するキュービクルを搬入し、土台の上に本体の設置を行います。
キュービクルは内部の機器設置や配線などを工場で済ませるため、現場での作業を軽減できるのが特徴です。
場合によっては変圧器などを別に搬入して、その場で接続を行うこともあります。
新しく設置したキュービクルのケーブルを建物の電気回路の配線へと接続します。
繋ぎ込みなどの作業を行う際には電源を落とす必要があるため、増設工事では建物が半日程度停電して、一切の電力が使えなくなります。
工事完了後、実際に電圧をかけて問題が起こらないかどうかをテストします。
異常がなければ増設工事は終了。
建物への送電を復旧させて電気を使用可能な状態に戻します。
増設工事自体は半日から1日で終わりますが、下地の工事も含めると工事期間は1週間程度を見込んでおくと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことでキュービクル増設工事の流れがご理解いただけたと思います。
工事自体は1日程度で完了しますが、土台の工事などをあわせるとそれ以上になる場合もありますので、期間には余裕をみておいたほうがいいでしょう。
株式会社セイクンでは電気設備工事を行っております。
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