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「電気事業法」では電気設備の法定点検が義務付けられています。
法定点検を遵守する事は自分や家族、建物の管理人であれば入居者の身を守る事であると共に、社会への責任です。
適切な点検を受け、電気設備の不具合をその都度修繕する事によって、設備も長持ちする
でしょう。
本記事では、正しいスケジュールで適切な点検を受ける為に必要な、法定点検の概要を解説し
ます。
建物のオーナーや管理人の方で、点検内容を把握しておきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
・法定点検の目的と内容
・法定点検の目的
・法定点検の内容
・業者を選ぶ際の留意点
・法定点検の頻度や費用、罰則について
・点検の頻度
・点検にかかる費用
・点検を怠った時の罰則
・受電設備の法定点検についてのまとめ
まずは点検の目的と、その内容について解説していきます。
「なぜ点検が義務化されているのか」を理解することは大切です。
電気設備の耐用年数は15年程度ですが、トラブルによりそれ以前に寿命を迎える事もあります。
こまめに整備点検し、少しでも安全に長く使用できる様、また防災の意味でも法定点検は必要です。
絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、保護継電器装置の動作試験、目視確認などを行います。
また、充電部の緩みやたわみを直して注油すると共に、清掃などを実施します。
安価で点検を行う業者はありますが、いざ点検を受けてみると「法定点検は別料金」と言われる事もあります。
業者を選ぶ際には『電気保安法人』に依頼するのが安心です。
提示する見積もりと事前の説明が明瞭な業者を選択するようにしましょう。
点検が必要とされる頻度や費用、またそれを怠った場合に課せられる罰則について解説します。
電気設備の信頼性が高いと認定された場合、稀に法定点検が3年に1回に猶予される場合がありますが、基本的には年に1回受けなければなりません。
利用者の安全を守り、設備への不具合を防ぐためにも年一回の点検は必須と認識しておきましょう。
変圧器の容量によって点検費用は異なります。
各業者によってばらつきがあるので、自身の予算と照らし合わせて、『電気保安法人』に事前に見積もってもらうのが良いでしょう。
『電気保安法人』としての認可が取り消されてしまいます。
電気の使用が認められなくなり、入居者の生活や事業にも影響が出ますので、必ず実施しましょう。
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、受電設備の法定点検についてご理解いただけたと思います。
電気設備の点検を怠る事は甚大な被害をもたらしかねません。
また、人命に関わる事故が起こる可能性も否定できないため、定期的な点検は欠かせないことも併せてご理解いただけたでしょう。
期日を守って正しく点検を受けるようにしてください。
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